岩手銀行カードローンは、幅の広い申込条件と契約後の素早い融資が特徴です。
岩手銀行カードローンを検討している人の中には、岩手銀行カードローンの特徴や利点、他社のカードローンとの違いが気になっている人もいるでしょう。
そこで、大手銀行カードローンと貸し付け条件を比較するとともに、岩手銀行カードローンの特徴や審査について詳しく解説します。
あわせて、最短で岩手銀行カードローンの融資を受ける流れもお伝えしていきます。
この記事でわかること
- 岩手銀行カードローンは借入可能額が最大1,000万円
- 74歳まで申し込め、年金受給者も申込可能
- 専業主婦や学生も申込可能
- 岩手銀行の口座があると契約までWEBで完結
- 融資を急ぐ人は初回限定の振込融資を利用する
岩手銀行カードローンの特徴
岩手銀行は、岩手県盛岡市に本店を置く岩手県最大の地方銀行です。
岩手銀行のカードローンはエルパスという名で親しまれており、アコム株式会社が保証業務を担っています。
岩手銀行カードローンの申込条件は、以下の通りです。
次の条件を満たす個人の方
- ご契約時の年齢が満20歳以上満75歳未満の方
- 当行所定の保証会社の保証が受けられる方
※個人事業主、学生、パート、アルバイト、年金を受給されている方、世帯収入のある主婦の方もご利用可能です。
引用元:岩手銀行公式サイト
岩手銀行カードローンは年齢等の対象が幅広く、比較的申し込みやすいカードローンですが、岩手銀行の営業エリア外の人は申込対象外です。
岩手銀行の営業エリアは岩手県内を中心に、秋田県や青森県、宮城県に広がっています。
岩手銀行の営業エリア
- 岩手県
- 青森県
- 秋田県
- 宮城県
- 東京都
支店の場所や営業時間は、岩手銀行公式サイト内の店舗・ATM検索で確認できます。
エリア外に転居した場合は限度額の増額等はできなくなりますが、カードローンは契約時の条件のまま利用できます。
岩手銀行に口座があるとWEBで申し込みから契約まで可能
岩手銀行カードローンは、すでに岩手銀行の普通預金口座を持っている人であれば、申し込みから契約までWebで完結できます。
岩手県に住む18〜65歳の勤労世代のうち、8割を超える人が岩手銀行の口座を保有しているため、岩手県に住んでいる人には申し込みやすいカードローンです。
参照元:岩手銀行 はじめてのいわぎん
WEBからの申し込みはパソコンやスマートフォンを使い、岩手銀行公式サイトから手軽におこなえます。
必要書類もインターネットから提出できるうえ、審査後に案内される専用URLから契約もおこなえます。
岩手銀行カードローンを利用には岩手銀行の口座が必要
岩手銀行カードローンを利用するには、岩手銀行の普通預金口座が必須です。
なぜなら、返済は普通預金口座から自動引き落としとなるためです。
岩手銀行の口座を持っていない人はカードローンの仮審査を通過後、窓口へ来店し口座開設をおこないましょう。
口座開設手続きに必要なもの
- 運転免許証や健康保険証等の本人確認書類
- 印鑑
- 口座開設のための資金
口座開設は自宅または勤め先の近隣店舗に限られているため、遠隔地の店舗では開設できません。
口座開設はスマホアプリでも可能で、アプリを利用すると窓口まで行かずに口座開設がおこなえるため手軽ですが、窓口で手続きするよりも時間がかかります。
アプリから口座を開設して、申し込みからキャッシュカードが手元に届くまで約1週間です。
口座開設に時間をかけたくない人は、窓口で手続きしましょう。
借入可能額が10万~1,000万円までと幅広い
大手銀行のみずほ銀行や三井住友銀行の借入可能額は800万円までですが、岩手銀行カードローンの借入可能額は最大1,000万円までです。
岩手銀行カードローンで借りたお金の使い道は事業性資金を除き自由なため、幅広い用途に利用できます。
少額の融資を希望している場合は、限度額10万円から申し込みも可能です。
借り入れもATMで1,000円単位で可能なため、結婚式が重なった、急遽大きな買い物が必要になったなど日常の中でも役立ちます。
安定した収入のある20~74歳までの人が申し込み可能
岩手銀行カードローンは、契約時の年齢が満20歳以上満75歳未満の人で、安定した収入があれば申し込めます。
他の銀行カードローンや大手消費者金融のカードローンの申込対象年齢は高くても70歳までのところが多いため、74歳まで申し込めるのは大きな特徴です。
岩手銀行カードローンでは以下のような状態を安定した収入があるとしていて、カードローンの申し込みを認めています。
- 本人が勤めていて毎月収入がある
- 配偶者などに収入があり、世帯収入がある
- 年金収入がある
収入が年金のみの場合、カードローンによっては申し込みができないものもあります。
例えば三井住友銀行カードローンは、収入が年金のみの人は申し込みできません。
Q誰でも申込可能ですか?
A以下の条件をすべて充たしていただければ、お申し込みいただけます。
引用元:三井住友銀行公式サイト よくあるご質問
- ご本人さまからのお申込であること
- 満20歳以上満69歳以下の方
- 原則安定したご収入のある方(年金収入のみの方はご利用いただけません)
- 当行指定の保証会社(SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)の保証を受けられる方
- お使いみちが事業性資金以外の方
岩手銀行カードローンは、収入が年金のみの年金受給者も申し込みできます。
学生や専業主婦も申し込める
カードローンの中には学生の申し込みが不可のものが多くありますが、岩手銀行カードローンは学生も申し込みが可能です。
学生が申し込みを希望する場合は、まずはエルパス受付センターに問い合わせしましょう*。
※電話の受付時間は12/31〜1/3を除く平日9:00〜21:00、土日祝9:00〜18:00、0120-177-164に連絡
岩手銀行カードローンは、配偶者に収入のある専業主婦の人も利用可能であり、申し込みの際は配偶者の年収を申告します。
銀行カードローンは申込者本人に安定した収入があることを申込条件にしているところが多く、みずほ銀行や三菱UFJ銀行、三井住友銀行は専業主婦の申し込みを受け付けていません。
アコムやプロミスなど消費者金融のカードローンも、本人の収入がない専業主婦は利用できません。
これは貸金業法という法律によって、消費者金融のカードローンで収入の3分の1を超える貸付が原則禁止されているためです。
消費者金融のカードローンの中には、配偶者と合わせた年収の3分の1以下の借り入れが認められる、配偶者貸付という制度を採用しているところもあります。
専業主婦がカードローンを利用するためには、専業主婦も対象としている銀行カードローンを選ぶか、配偶者貸付のある消費者金融のカードローンを利用する必要があります。
岩手銀行カードローンは借入可能額に最大30万円までと制限はありますが、本人に収入がない専業主婦も申し込みが可能です。
ローンカードが届く前でも口座振込で融資してもらえる
岩手銀行カードローンは初回に限り、返済用口座へ振り込みで融資してくれます。
WEBからカードローンの申し込みをする場合は、契約時に口座振込を希望します。
窓口や郵送で利用申込書を提出して申し込む場合は、申込書の口座振込を希望する欄に記入しましょう。
通常はローンカードを使い、岩手銀行や提携ATMか、インターネットバンキングを利用して借り入れします。
ただし、ローンカードの場合は手元に届くまで2週間程度かかるため、借り入れまでに時間がかかってしまいます。
振込融資であれば契約と同時に手続きを進めてもらえ、ローンカードが手元に届く前に迅速に融資を受けられます。
急ぎで融資してほしい人は利用申込書に記入する際、WEBからの契約時に振込融資を選択しましょう。
岩手銀行カードローンを大手銀行カードローンと比較
他の銀行カードローンと貸し付け条件を比較することで、岩手銀行のカードローンの利点や弱点がより分かりやすくなります。
岩手銀行のカードローンを検討する上で、他のカードローンと比べて金利は高いのか低いのか、借入可能額は十分なのかは重要です。
岩手銀行カードローンを、大手銀行のカードローンと比較した結果は以下の通りです。
借入可能額 | 金利 | 最低返済額 | 銀行口座 | |
---|---|---|---|---|
岩手銀行 | 10万~1,000万円 | 年1.8~14.6% | 2,000円 | 必要 |
みずほ銀行 | 10万~800万円 | 年2.0~14.0% | 2,000円 | 必要 |
三井住友銀行 | 10万~800万円 | 年1.5~14.5% | 2,000円 | 不要 |
三菱UFJ銀行 | 10万~500万円 | 年1.8~14.6% | 1,000円 | 不要 |
岩手銀行カードローンは借入可能額の上限が1,000万円と、大手銀行と比べて大きいのが特徴です。
金利は大手銀行のカードローンと大きな差はなく、遜色ない利率で借り入れできます。
三井住友銀行や三菱UFJ銀行のカードローンは口座の開設は不要ですが、岩手銀行カードローンとみずほ銀行カードローンは口座が必須です。
口座を開設せずにカードローンを利用したい人は、三井住友銀行や三菱UFJ銀行のカードローンを検討しましょう。
コンビニATMの利用にかかる手数料も、各銀行カードローンで差が出るところです。
カードローン名 | コンビニATM手数料 |
---|---|
三井住友銀行カードローン | 無料 |
三菱UFJ銀行カードローン | 無料 |
みずほ銀行カードローン | 110~220円 |
岩手銀行カードローン | 220円 |
三井住友銀行や三菱UFJ銀行はコンビニATM利用時の手数料が無料ですが、岩手銀行カードローンはコンビニATMの利用に220円の手数料がかかります。
借り入れや返済にコンビニATMを利用したい人は、かかる手数料も考慮してカードローンを選びましょう。
利用に手数料はかかりますが、岩手銀行カードローンは全国のコンビニATMを使えるため、借り入れや返済する場所に困ることはありません。
岩手銀行カードローンの審査は本人確認と返済能力が確認される
岩手銀行カードローンの審査では、本人確認と返済能力の確認がおこなわれます。
本人確認は、なりすましや詐欺を防ぐため、本人確認書類の提出によって本人からの申し込みであることを証明します。
本人確認書類は、氏名や生年月日、住所などを証明できる運転免許証やパスポートなどを使います。
カードローン会社は貸したお金が返ってこないと経営が成り立たないため、返済能力の有無は必ず審査で確認されます。
返済能力を判断するために信用情報で他社の借り入れ情報を確認し、勤め先への在籍確認も必ずおこなわれます。
返済可能な収入があることを示すために収入証明書類の提出を求められることがあり、岩手銀行カードローンでは借入可能額が50万円を超える場合は収入証明書類の提出が必要です。
本人確認でなりすましや詐欺の被害を防ぐ
カードローンはインターネットから手軽に申し込みができる半面、なりすましや詐欺被害も後を絶たないため、審査の際は必ず本人確認をおこないます。
岩手銀行カードローンでは、本人確認書類として以下のいずれかのうち、現住所の記載があるものを1点提出します。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- パスポート
- マイナンバーカード
- 在留カード、特別永住者証明書
- 官公庁が顔写真を添付した各種福祉手帳
- 健康保険証、各種年金手帳*
※契約までに追加で本人確認資料の写しが必要となる場合があります。
提出書類や申込時に申告した本人情報に不備があると審査が滞るため、必要書類は最新のものを用意し、申込内容は正確に入力しましょう。
信用情報で他社の借入状況も確認される
岩手銀行カードローンの審査では、信用情報で他社の借入状況も確認されます。
信用情報とは、ローンやクレジットの利用などの信用取引に関する客観的な取引事実を登録した情報です。
登録情報に入金の有無だけでなく、返済の延滞や強制回収手続き等の金融事故情報が記録されている場合は、返済に対する姿勢が疑われ審査に通りません。
他社の借入状況も確認され、すでに他の銀行や貸金業者からの借り入れにより総量規制に抵触している場合は、岩手銀行カードローンの審査を通過するのが難しくなります。
総量規制は貸金業法で定められている法律で、年収などを基準としその3分の1を超える貸付を原則禁止しています。
たとえば、年収300万円の人が貸金業者から借りられるのは、最大で100万円までです。
この規定は貸金業者が対象の法律であり、銀行法にもとづいて融資をおこなう銀行カードローンは対象ではありません。
ただし、以下の調査結果が示すように約9割の銀行が何らかの融資上限枠を設定しています。
年収債務比率による融資上限枠の設定
a) 融資上限枠の設定状況
年収債務比率による融資上限枠を設定している銀行は、申し合わせ前は約5割(58 行)にとどまっていたが、申し合わせ後は、約9割(93 行)に増加しており、残る約1割にあたる 13 行のうち7行は今後、設定を予定している。
b) 融資上限枠の適切性
申し合わせに則した形で自行・他行カードローン及び貸金業者貸付を勘案して融資上限枠を設定している銀行は約7割(71 行)となっている。このうち、年収の2分の1を上限に設定している銀行は約8割(59 行)と最も多く、年収の3分の1を上限としている銀行も約1割(9行)あった。
引用元:金融庁 銀行カードローンの実態調査結果について
信用情報は指定信用情報機関で管理されており、指定信用情報機関には以下の3つがあります。
自分の信用情報は各機関に申請すると開示できるため、自分の信用情報に不安がある場合は確認をしてみましょう。
在籍確認の電話は必ずおこなわれる
在籍確認は申込者の返済能力の有無を確認するために必須の工程で、審査の中で必ずおこなわれます。
岩手銀行カードローンでは仮審査に通過後、勤め先へ電話をすることで確認をおこないます。
在籍確認の電話は本人が直接電話に出るか、または同僚や上司が以下のように対応しても確認が取れたことになります。
- (申込者)は席を外しています
- (申込者)は本日お休みをいただいています
電話を受けた人が申込者の在籍について曖昧な返答をしたり、在籍を否定するような発言をしたりすると確認がとれず、審査が進みません。
カードローンによっては書類を利用した在籍確認をおこなっているところもありますが、岩手銀行カードローンは原則、勤め先へ電話をすることで在籍を確認します。
ただし、勤務している会社の規定で外部からの電話に対応していない場合は、在籍確認の方法を相談可能です。
該当する人は、申込時にエルパス受付センターに問い合わせしましょう。
在籍確認を円滑に済ますために、自分で電話をとれるよう調整をする、職場の人に銀行から連絡が入る旨を伝えておきましょう。
岩手銀行カードローン申し込みから契約までの流れ
岩手銀行カードローンに申し込むと、岩手銀行および保証会社であるアコム株式会社による所定の審査をうけ、融資の可否と利用限度額が決定します。
岩手銀行カードローンの申し込みから借り入れまでの流れは、以下の通りです。
- 申し込み
- 電話で借入意思等の確認
- 審査および必要書類の提出
- 契約
- 借り入れ
岩手銀行カードローンの申込方法はWEBのほか電話や店頭窓口、郵送、FAXがあります。
申込後は、申し込みや借入意思の確認のため岩手銀行から電話が入ります。
携帯電話、自宅電話および勤務先電話のうち、どの連絡先に電話をかけるかは、申込時に選択可能です。
借入意思の確認後、必要書類の提出と審査があり、審査結果は電話またはメールで連絡が入ります。
WEBから申し込むとメールで審査結果の連絡が入り、窓口や郵送で申し込んだ場合は電話で連絡がきます。
審査結果は、岩手銀行エルパス受付センター*に電話で問い合わせることも可能です。
※電話の受付時間は12/31〜1/3を除く平日9:00〜21:00、土日祝9:00〜18:00、0120-177-164に連絡
岩手銀行カードローンの必要書類はアップロードで提出できる
WEBから岩手銀行カードローンに申し込む場合、本人確認書類や収入証明書類はアップロードで提出できます。
書類を撮影をする際は光が写り込まないようフラッシュは切り、明るい場所で所定の枠内に収まるよう撮影しましょう。
アップロードによる提出であれば、窓口に行く手間や郵送にかかる時間を省き、素早く手軽に書類を提出できます。
窓口で申し込みをする場合は本人確認書類と収入証明書類を持参し、郵送で申し込む場合は申込書とあわせて本人確認書類の写しと収入証明書類の写しを郵送します。
岩手銀行カードローンの審査は仮審査と本審査の2段階
岩手銀行カードローンの審査は仮審査と本審査の2段階で、審査の流れは以下の通りです。
- 申し込み
- 仮審査
- 必要書類の提出
- 在籍確認の電話連絡および本審査
- 審査結果の通知
申し込む時間や審査状況によりますが、早ければ当日から翌営業日に仮審査の結果が出ます。
仮審査に通過したら必要書類の提出と在籍確認をおこない、本審査に進むと早くて2〜3営業日で本審査の結果連絡がきます。
円滑に審査が進むと申し込みから4〜5営業日で本審査の結果が出ますが、審査状況によっては10日前後かかる場合もあるため、余裕をもって申し込みましょう。
岩手銀行カードローンは即日融資に対応していない
岩手銀行カードローンの審査は早くても4営業日かかり、即日融資には対応していません。
なぜなら、銀行カードローンは2018年から申込者に反社会的勢力との関わりがないかを確認するため、審査の際に警察庁のデータベースへ照会をおこなうようになったためです。
国内の銀行各行はカードローンなど新規の個人向け融資で審査を厳しくする。来年1月から警察庁のデータベース(DB)への照会で審査に時間をかけ、即日の融資を停止する。
引用元:銀行、個人向け即日融資停止へ-日本経済新聞 2017年9月15日
警察庁のデータベースへの照会結果が判明するのは最短で翌営業日となるため、岩手銀行を含むすべての銀行カードローンで即日融資に対応していません。
即日融資を希望する人は、大手消費者金融のカードローンを検討しましょう。
本審査の中で勤め先へ電話で在籍確認がおこなわれる
岩手銀行カードローンの在籍確認は、本審査の中でおこなわれます。
申し込みをした時間によりますが、申込当日から翌日に仮審査の結果が通知され、その後勤め先へ在籍確認の電話連絡が入ります。
在籍確認の電話がかかってくる日時は指定できないため、申し込みから数日間は岩手銀行から電話が入る可能性を考え、在籍確認に対応できるよう準備しておきましょう。
電話の際に銀行名を名乗るのか、担当者の個人名を名乗るのかは、申込時に選択できます。
申込フォームに銀行名、もしくは担当者の個人名を選ぶ欄があるため、希望する方法を選択しましょう。
融資を急ぐ人は契約時に口座振込を希望する
岩手銀行カードローンは初回のみ、返済用口座への振込融資を利用できます。
この口座振込が最短の融資方法となるため、急ぎで融資してほしい人は振込融資を利用しましょう。
WEBから申し込む場合は、契約時に口座振込を希望します。
利用申込書を窓口や郵送で提出して申し込む場合は、申込書の振込融資を希望する欄に記入します。
岩手銀行カードローンの通常の借入方法は、以下の2種類です。
- ローンカードを使い岩手銀行や提携ATMで借りる
- インターネットバンキングを利用する
インターネットバンキングを利用した借り入れは契約後から利用できますが、口座情報の登録や融資の手続きに時間が必要なため、口座振込よりも時間がかかります。
ATMで使用するローンカードは契約後に郵送されるため、ローンカードが手元に届くまで10日から2週間程度かかります。
インターネットバンキングの利用もATMからの借り入れも、口座振込より時間がかかるため、急ぎで融資を受けたい場合は口座振込を申し込みましょう。
口座開設とカードローンを同時に窓口で申し込むと最短
岩手銀行の口座を持っていない人は、口座開設とカードローンを同時に窓口で申し込むことで、最も早く手続きが済みます。
岩手銀行カードローンの利用には岩手銀行の普通預金口座が必須なため、口座を持っていない人はカードローンの申し込みと並行して口座を開設する必要があります。
岩手銀行の口座を保有していない人には仮審査後に口座開設の案内がありますが、この案内を待たず窓口でカードローンと口座開設を申し込むと、融資までの時間を短縮できます。
窓口でカードローンと口座開設を同時に申し込む際は、カードローンの申し込みに必要な本人確認書類と収入証明書類のほか、口座開設に必要な印鑑を忘れずに持参しましょう。
同時に申し込むと融資までの時間を短縮できますが、審査に落ちたときは岩手銀行の口座だけが残ります。
仮審査後に口座を開設すると時間はかかりますが、万が一審査に落ちた際に不要な口座が残りません。
岩手銀行カードローンの借入方法
岩手銀行カードローンの借入方法は、以下の2つです。
- ローンカードを使い岩手銀行や提携ATMで借り入れる
- インターネットバンキングを利用して借り入れる
ATMは全国どこでも利用できるうえ、手軽に現金を借りられるのが利点です。
インターネットバンキングは自宅にいながら借り入れを申し込め、手数料無料で自分の岩手銀行口座に入金できます。
このほか、契約時に希望すると振込融資を受けられますが、初回限定の借入方法です。
2回目以降は、ATMまたはインターネットバンキングを利用して借り入れましょう。
ローンカードを使ってATMで現金を借りる
契約後ローンカードが手元に届いたら、ローンカードを使ってATMから1,000円単位で現金を借り入れられます。
岩手銀行ATMのほか提携銀行やコンビニATMを利用できるため、全国どこでもATMからの借り入れが可能です。
岩手銀行カードローンで利用できるATM
- イーネットATM
- ローソン銀行ATM
- セブン銀行ATM
- イオン銀行ATM
- ゆうちょ銀行のATM
- 秋田銀行のATM
- 青森銀行のATM
- 七十七銀行のATM
- 北海道銀行のATM
岩手銀行は以下の銀行とATM提携をしており、これらの銀行ATMは、平日8:45~18:00は手数料無料で利用できます。
- 秋田銀行
- 青森銀行
- 七十七銀行
- 北海道銀行
各銀行ATMの営業時間や場所は、店舗・ATM検索から確認できます。
コンビニATMは月曜日の2:00~7:00を除き24時間365日利用できますが、利用手数料がかかります。
インターネットバンキングを利用して借りる
岩手銀行カードローンは、インターネットバンキングを利用した借り入れが可能です。
インターネットバンキングは手数料無料で、1円単位で借入金額を指定できます。
インターネットバンキングであれば自宅にいながらいつでも申し込め、自分の口座に直接入金が可能です。
クレジットカードの利用料金や公共料金の引落しの際に、口座の残高不足を補いたい場合にも役立ちます。
岩手銀行カードローンの返済方法
岩手銀行カードローンの返済には、毎月決まった返済日に決められた金額を返済する約定返済と、毎月の支払いとは別に追加で返済をおこなう任意返済があります。
岩手銀行カードローンは、借入残高に応じて月々の返済額が変動する残高スライド方式を採用しており、支払いを進めて借入残高が減ると毎月の支払額が少なくなっていきます。
残高スライド方式は月あたりの負担は少ないですが、その分完済までに時間がかかり、利息の負担が大きくなるのが欠点です。
余裕があるときに追加で任意返済をおこなうと元金を効率よく減らし、返済期間や利息の負担を減らすことにつながります。
任意返済は、ATMやインターネットバンキングからおこなえます。
毎月登録口座から自動引き落としされる
岩手銀行カードローンでは毎月5日の返済日に、借入残高に応じて定められた金額が返済用口座から自動引落しされます。
残高別に見る毎月の返済額
返済日の前日残高 | 毎月返済額 |
---|---|
10万円以下 | 2,000円 |
10万円超~20万円以下 | 4,000円 |
20万円超~30万円以下 | 6,000円 |
30万円超~40万円以下 | 8,000円 |
40万円超~50万円以下 | 10,000円 |
50万円超~60万円以下 | 12,000円 |
60万円超~70万円以下 | 14,000円 |
70万円超~80万円以下 | 16,000円 |
80万円超~90万円以下 | 18,000円 |
90万円超~100万円以下 | 20,000円 |
100万円超~150万円以下 | 25,000円 |
150万円超~200万円以下 | 30,000円 |
200万円超~250万円以下 | 35,000円 |
250万円超~300万円以下 | 40,000円 |
300万円超~400万円以下 | 45,000円 |
400万円超~1,000万円以下 | 50,000円 |
例えば15万円を借り入れている場合は、返済日に登録した口座から4,000円*が引き落とされます。
※この4,000円は、借入元金と利息を合わせた金額です。
返済が進み借入残高がFB1302を下回ることで、毎月の返済額は2,000円になります。
返済用口座の残高が不足していると自動引落しができず返済の遅延となるため、滞りなく返済できるよう返済日の前に口座の残高を確認しましょう。
ATMやインターネットバンキングから一部返済も可能
岩手銀行カードローンはATMやインターネットバンキング、銀行窓口から追加で一部返済ができます。
岩手銀行ATMや提携銀行、コンビニATMでは、ローンカードを利用して1,000円単位で入金が可能です。
利用できるATMの場所や時間は、店舗・ATM検索から確認できます。
インターネットバンキングは1円単位で返済額を設定できるうえ、好きな時に自宅にいながら返済が可能です。
毎月の約定返済に加え、ATMやインターネットバンキングから任意の一部返済をすることで、元金を減らし利息の負担を減らせます。
岩手銀行カードローンの特徴や審査の流れを知り計画的に利用しよう
岩手銀行カードローンは借入可能額が1,000万円までと大きく、金利も大手銀行と同様の水準に設定されています。
申込年齢が
と高く、専業主婦や学生も申し込みできるため、幅広い層が利用できるカードローンです。
申し込みから契約までは早くて4〜5営業日かかりますが、契約後は初回限定で振込融資が可能で、迅速に融資を受け取れます。
岩手銀行の普通預金口座を持っている人は申し込みから融資までWEBで完結できるため、岩手銀行の利用者に使いやすいカードローンです。
これから岩手銀行の口座を開設する人は、店舗窓口でカードローンと同時に申し込むと融資までの時間を短縮できます。
岩手銀行カードローンの特徴や審査の流れを確認し、準備をしておくと審査の際に慌てずに済みます。
岩手銀行カードローンに申し込む際には返済までの流れを検討し、計画的に利用しましょう。